心と体の健康を考える デザイン
Resilience
乙女心
10代後半の女子について。
小さな出来事にも笑ったり泣いたり
感情が忙しい時期です。
それは、この時期に、
特定の女性ホルモンが分泌され
脳の偏桃体を刺激するからだそうです。
偏桃体は、
ストレスへの感受性を制御しています。
ホルモンにより
偏桃体が刺激されることで
乙女心は感受性が高まり、
社会的ストレスを必要以上に感じやすくなっています。
ストレスは無くせる?
様々なストレスを受けて生活する私達。
自分を取り巻く環境や社会のシステムを
今すぐ変えることはできませんので
ノンストレスな社会になるのは
少し遠い未来のことかもしれません。
しかし、自分を変えることは
今すぐにも始められます。
ストレスをストレスと思わない
強い心を育てていきましょう。
ストレスに強い心とは
心はとても繊細なものです。
繊細であることで
人の悲しみ、苦しみに気づき
優しく接することができます。
ストレスに負けないように
強い心になるんだ…と
心に鎧を着て
固く閉ざしてしまっては
せっかくの人生
楽しい人間関係は築けません。
心を1本の糸に例えます。
心の糸は、心の中心で
いつも静かで穏やかに波打っています。
この波の運動は、
心の感受性からくるものです。
美しいもの、楽しいもの、優しいものに
常日頃から、触れることで
心の波は刺激を受け、
小さく上下に揺れ動きます。
この心の栄養となる刺激を
日々少しづつ受け入れることで
心の柔軟性が鍛えられます。
心に強いストレスがかかった時
心の波は上下に大きく揺れ動きます。
しかし、心に柔軟性があるお陰で
大きな負荷を受入れつつも
跳ね返し、また次第にいつもの波に戻ります。
強い心は、優しさで作られます。
乙女達に贈る ファブリック
心がいつも安定し、リラックスできるように…と
デザインしたのが、こちらのファブリック。
温かな太陽の色、ペールイエローの上に
ころころ浮かぶ小さなハート達。
大丈夫だよっていう
安心感に包まれています。
ちょっと沈んだ時のグレー、
元気いっぱい舞い上がった時のホワイト、
ドキドキしてる、いつものレッド。
心の動きを3色のハートで表しました。
揺れ動きやすい乙女心に
落ち着きを持たせるよう
小さなハート達は、
上下の動きが少ない、静かな配置にしました。